熱中症のリスクを正しく理解し、しっかり対策の上、ゴルフをお楽しみください
近年、気候変動による夏の暑さが非常に厳しく、ゴルフプレーにおいても熱中症のリスクを正しく理解し、しっかり対策の上、楽しんで頂くことが重要となっております。 当クラブにおいても下記対策を実施するとともに、特にWBGT値(暑さ指数)が31を超えた場合、下記の対応を実施することといたします。 ※スタート室前にWBGT計を掲示しておりますので、スタート前にご確認ください。 【熱中症のリスクについて】 ゴルフは長時間、屋外で過ごすスポーツです。街中に比べ、標高があり、緑が多く、風が通りやすい環境にあること等から、比較的涼しく感じることもありますが、特に雨上がりの後の晴天の日などは気温、湿度共に高くなりやすく、熱中症のリスクが高まります。また、当日の体調(寝不足や二日酔い、体調不良)によってもリスクが大きく高まりますので、事前の体調管理を万全に、朝食をしっかり摂った上でプレーをお楽しみください。 熱中症の初期症状はめまい、立ち眩み、生あくび、大量の発汗などが挙げられます。これらの症状を感じた時点で、しっかりと水分を取り、身体を冷やし、無理をせずプレーを中断する勇気を持ってください。さらに症状が進むと頭痛、嘔吐、倦怠感などの症状が発生します。こうした症状が出た場合は、即時プレーを中断し、医療機関を受診してください。無理にプレーを続け、さらに症状が進むと、意識障害やけいれんといった中枢神経症状や、肝・腎機能障害、血液凝固異常などの重篤な症状が現れ、場合によっては命が危険にさらされることもあります。 【当クラブにおける熱中症対策】 ・ラウンド前の体調確認(寝不足や二日酔い、体調不良の場合はラウンドをお控えください) ・日傘使用の推奨(カートに全員分の日傘をご用意しております) ・茶店におけるクーリングブレイクの推奨(冷えたお水、おしぼり、氷をご用意しております) ・キャディによる冷えたお茶のサービス ・茶店やスタート室にて経口補水液を常備 ・ラウンド中、体調に異変を感じた場合、積極的な中断のお声がけ 【プレーヤーが出来る熱中症対策】 ・事前の体調管理を万全に(寝不足や二日酔い、体調不良でのプレーは危険です) ・プレー1時間前には水分を補給する ・プレー当日はしっかり朝食を摂る ・服装は透湿性、通気性の高いものを着用する(白、黄色がベター) ・日焼け止め、氷のう、日傘を利用する ・こまめに水分補給をする ・プレー中のアルコール摂取を控える 【WBGT値が31を超えた場合の対応】 ・ラウンド制限の実施(1.5Rの禁止) ・プレー中におけるシャツの裾出しOK(-4℃の効果あり) ・日傘の使用を積極的に推奨 ・茶店での5分以上の休憩を推奨